外出先からパソコンにアクセス!便利なリモートディスクトップ
知らなきゃ損!スマホや他のパソコンから、離れたパソコンにアクセス
営業などで外出しているときに、会社のパソコンにある資料が必要!
誰でもこんなことを経験したことがあるのではないでしょうか?
リモートディスクトップと呼ばれたり、VNC(Virtual Network Computing)と呼ばれるツールなどを利用することで、外出先から自宅などのパソコンにアクセスすることができます。
今回Windowsパソコンで設定する流れをまとめてみたいと思います。
※セキュリティ面など考慮する必要がありますので、詳しい人に相談しながら行って下さい。
Ultra VNCのインストールと設定
いろいろとソフトがあるのですが、UltraVNCというソフトに限定して進めます。
まずUltraVNCの公式サイトは、こちらになります。
Windows用の32bit版UltraVNCのダウンロードはこちら
Windows用の64bit版UltraVNCのダウンロードはこちら
ソフトをダウンロードしたら、ダブルクリックしてインストールを開始します。
基本は、「NEXT」ボタンをクリックして進めてもらえれば良いです。
今回は、パソコンが起動、または再起動したときに自動でソフトが起動するように「Strat or retsrat UltraVNC sservice」にチェックを入れ、またディスクトップにアイコンを作りたかったので「Create UltraVNC desktop icons」にチェックを入れてインストールを行いました。

インストールが完了すると、右下にアイコンが表示されるようになるかと思います。
これを右クリックしてメニューを表示し「Admin Propety」を選択します。

そのままではあまりにも危険なので、最低でもポート番号とパスワードの設定だけでも行ってください。

ポート番号とは、ネットで利用するドアの番号のようなものです。
他のソフトなどで利用する番号を設定してしまうと、動作しなくなる可能性があります。
基本的には、49152 ~ 65535の番号を利用すると良いかと思います。
詳しくは、ウィキペディアのポート番号などを確認してみてください。
スマホやノートパソコンから、アクセスするには?
パソコンの設定を行っても、外からアクセスした場合の設定をルーターにしてあげる必要があります。
一般的には、ポートフォワーディングと呼ばれる設定を行います。
ヤマハのルータですと静的IPマスカレードと呼ばれる設定項目に設定を行います。
例えば社内のグローバルIPアドレスが「999.999.999.999」とした場合、ブラウザに「http://999.999.999.999」と入力すれば、外部からルーターまではアクセスすることが可能です。
この時のポート番号は、httpアクセスですので80番になります。
これでは特定のパソコンまでたどり着くことができません。
ですので例えばUltraVNCサーバーのポート設定に「65000」と設定した場合、そのパソコンの社内のIPアドレスが「192.168.2.100」だったとした場合に、外部から65000ポートにアクセスが来た場合に特定のパソコンへ通信させてあげる設定をすることが必要です。
これらの設定を行うのが、ポートフォワーディングや静的IPマスカレードになります。
また上記の例で設定を行った場合に、UltraVNCクライアントで「http://999.999.999.999:65000」にアクセスすることで、サーバーにアクセスすることができます。


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