楽天市場で2016年9月から施行される制度
目次
楽天市場の品質を向上するため、9月から施行される新制度
楽天市場にて、大きく分けて2つの禁止行為が2016年9月より施行されます。
一つは、商品情報に関する規約。
もう一つはお客様レビューに関する規約になります。
楽天市場の商品情報で禁止事項となる具体的な項目
1.不正な検索対策
背景と同じ色の文字を羅列したり、見えないくらい小さなサイズで文字を記載するなど、訪問するユーザーが確認することが困難な文章を設定することが、禁止事項として明記されました。
Googleの検索エンジンに対するSEO対策でも、ペナルティ対象になりますので当然の内容かと思います。
2.ウソ、または誤解を与える表記
産地偽装や、効果や効能が明確でないにも関わらず「必ず痩せる」など表示することなどが禁止事項として追加されます。
これについては人工物にもかかわらず、商品名や説明文に人工物と表記せず、ユーザーが勝手に天然の商品との誤解を与えるようなページも対象になっています。
また、タイムセール期間後に同じ価格、またはそれよりも安い価格で販売することも禁止事項として明記されました。
3.科学的根拠の無い表記
病気が治った、開運、金運上昇など、体験談のような記載のみを行い販売することが禁止事項となりました。
非科学的な内容のみで、販売することが禁止になりましたので、科学的裏付けが必要になることもあるかと思います。
楽天市場のお客様レビューについての新制度
低評価のレビューのうち、店舗運営社側に原因がある場合の月の累積件数が、6件以上の場合7件目より調査費用¥700円が課金されます。
店舗側に原因があるかどうか確認作業が発生しますが、以下の様な流れになるようです。
- STEP1 楽天からユーザーへ確認
- STEP2 店舗側へ報告&調査
- STEP3 店舗起因の有無判断 → 店舗へ結果報告
- STEP4 調査費用の請求
店舗起因の判断基準も、楽天市場の店舗運営マニュアルから確認することができます。
大きく分けて「情報漏えい」「配送関連」「キャンセル処理」「ページ表記」の4つの項目があり、それぞれ細かな例を用いながらルール説明がなされています。
楽天市場の新制度まとめ
各店舗運営会社様から見ると、厳しいものも多く含まれているかと思います。
一つ一つを見ていくと、購入者から見ると守ってほしい規約でもあるように感じました。
楽天市場内でも色々な規約やサービスが変化していますので、『知らなかった』で済まさないよう常に確認することが重要です。


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